30~40代の働く女性ともなれば、すでに部下を持つ“役職持ち”の人もいるだろう。なかには、考え方が自分と180度くらい違うような若手社員の扱いに困っている人も多いはず。
そんな最近の若手社員たちは、ちょうど「ゆとり世代」に当たる。アルバイトも含め、16歳~27歳くらいの部下であれば、ゆとり教育の影響を受けていると思っていいだろう。
上司として、このゆとり世代を育てるには、いったいどうすればいいのだろうか?
ゆとり世代といえば、ミスに対して激しく叱ったり追求したりすると、すぐに「辞めます」となるのが特徴の一つと言われています。ストレスに対して「異常に弱い」と指摘されることが多いが、叱って急に辞められては困るのは、どんな職場も一緒だ。
そんなときは、激しく叱咤するのは厳禁。また、人格を否定したり、誰かと比較したりするのは避けて、相手の「行動」を追求するようにするのがコツだとか。
そうすれば、「自分は会社を辞めろと言われているわけではなく、行動を直せばいいだけなんだ」と理解してもらえるそうだ。
また、ゆとり世代は自分の成長にしか興味がないともいわれているため、「ここで改めないと、将来困るのはあなた自身よ」などと、相手のキャリアを尊重してあげるのもポイントだという。
ゆとり世代の部下を持つ人は怒りを爆発させる前に、こうしたポイントを実践してみるといいだろう。