2017年の年末ジャンボ宝くじの当選金は1等・前後賞を合わせて10億円。仮に10億円が当たったとしても、米俳優のジョージ・クルーニーのプレゼント額には及ばないようだ。
12月14日に配信された「シネマトゥデイ」によると、ジョージは2013年、親しい友人14人に1人100万ドル(約1億1000万円/1ドル110円換算)ずつプレゼントしていたことがわかった。このことは、ジョージの友人が米国ニュース専門放送局の番組に出演して明らかにした。
番組によると、ジョージはある日、自宅に14人の友人を招待。その席で友人たちに世話になったことを告げ、一人一人に用意したスーツケースを開くように促す。そこには100万ドルが入っていたという。
「今の名声があるのは友人たちのおかげ。その友人の中には今もギリギリの生活をしている者もいる。そんな友人の役に立ちたいという思いからのプレゼントでした」(映画誌記者)
ジョージの気前の良さは友人たちに対してだけではない。寄付の金額もハンパではなかった。
「海外の報道によると17年中、ジョージはアフリカの戦争犯罪撲滅に向けて100万ドルを寄付しています。ジョージは償いをしない戦争犯罪をなくして平和や政治的透明性を実現したいと言及しています。また同じく17年、人権活動家の弁護士である妻アマルとともに、白人至上主義などの動向を監視している米国人権団体にも100万ドルの寄付を決めたこともわかっています」(前出・映画誌記者)
プレゼントや寄付が100万ドル単位と太っ腹なジョージだが、懐具合は大丈夫なのか。
「17年6月22日の日本経済新聞は、蒸留酒で世界最大手の英ディアジオが、ジョージらが創業したテキーラ会社を最大10億ドル(約1100億円)で買収することを報じました。ディアジオはジョージらにまず7億ドルを支払い、その後、10年間の業績に応じて3億ドルまで支払うといいます」(前出・映画誌記者)
これだけあれば、100万ドル単位の寄付でもびくともしないだろう。
(石田英明)