昨年9月にジャニーズ事務所から独立した草なぎ剛の新CMが、お蔵入りしていたことを1月18日発売の「週刊新潮」が報じ、話題になっている。
それによると草なぎは、IT企業の大手・ミクシィが運営する人気ゲームアプリ「モンスターストライク」のCM出演が決定し、昨年12月には放送される予定だった。ところが、12月初旬、同社の子会社が運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ」に、ジャニーズ事務所の商標権を侵害したなどの疑いで警察の捜査が入ったため、CMを自粛することになったというのだ。
さらに記事によると、現在、草なぎ、稲垣吾郎、香取慎吾のマネージメント会社は、元の事務所の妨害を防ぐため、イベントなどの情報は、当日に出すという念の入れようだそうだ。
本当に妨害などあるのだろうか? 古参の芸能ジャーナリストに聞いた。
「例えば、他事務所の人気歌手が新曲をリリースし、その発表会見やイベント開催の告知をすると、それと同じような時刻にジャニーズのタレントの会見をぶつけてくることがあった。誰が取材に来たかをチェックして、来なかった媒体には、その後の情報を流さないということもありましたね」
週刊新潮の報に対しネット上では「ジャニーズ事務所に対する不信感や嫌悪感は拭えない」「3人の活躍を一切報道しないマスコミ対応をみて、さらにジャニーズに不信感」などの意見が寄せられている。
チケット転売に関しては各社頭を悩ませているが、今回の一件は、あまりにもタイミングが悪すぎたようだ。