お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが、フランス映画界の巨匠リュック・ベッソン監督を不快にさせたようだ。
コトは3月13日に行われた、最新SF映画「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」(30日公開)のジャパンプレミア。ステージにはベッソン監督とともに、吹き替えを担当したゆりやんとロックバンド「THE ALFEE」の3人が登壇した。
素肌に見えるようなTシャツの上に、黒いベストとショートパンツ姿で現れたゆりやんは、ベッソン監督に対し得意の英語で「I am sex symbol(私は性的魅力あふれる有名人よ)」とアピール。その様子を通訳から説明されていたベッソン監督は怪訝な表情でゆりやんを見ていたが、マスコミへのフォトセッションの最中に「oh my God(なんてこった)」と呆れ顔で呟くとそのまま退場してしまったのだ。
この報に対しネット上では「海外からのお客様に日本の恥をさらすなよ」「これは笑えない。失礼」など、非難が殺到した。
「今作は、全宇宙の平和を守るため、銀河をパトロールしている連邦捜査官の物語。ゆりやんは、吹き替えをしたバブルの衣装を真似したようですが失敗しましたね。バブルを演じた歌手で女優のリアーナとはビジュアルが違いすぎました。また、女性を軸とした作品を多く描いているベッソン監督は、女性について『特徴の違うお互いに必要な相手として認め合うべき』とリスペクトしているので、性的な表現をしたゆりやんを不快に思ったのかもしれません」(映画誌ライター)
翌14日には「5時に夢中!」(TOKYO MX)に生出演したベッソン監督。ここでは、過去の代表作「レオン」「フィフス・エレメント」の撮影秘話を和やかに語っていただけに、ゆりやんのギャグにはやはりオカンムリだった!?