先日、鉄道各社が「必ず座れる電車」を導入するよう、制度を進めている旨が報道されました。早速12月7日からは、京浜急行が300円の有料着席整理券を買うことで確実に座ることができる「モーニング・ウィング号」を走らせるなど、今後もこうした動きは広がる見通しです。
だけど、300円の有料券を支払うのはチョット‥‥という人も多いことでしょう。そこで今回は「電車で座るコツ」を会得するためのポイントを紹介します。
一つは正攻法です。たとえ最初に乗車したときに座れなかったとしても、その埋まっている席の中で次の駅で下車する人を確実にマークすればいいのです。
電車を降りる人を見分けるポイントは、やはり降りる準備をする仕草をすばやくキャッチすること。かばんを手元に整えたり、腕時計を見たり、窓の外を見て駅を確認したりしている人がいたら狙い目。当然、かばんを網棚の上に乗せているような人は遠くの駅で降りる確率が高いので、避けるようにしたいですね。
また、見逃しがちなのが「あくび」です。あくびは眠い時に訪れますが、実は目を覚まして次の行動へ移る際にもよくする行動なんです。あくびをした人を見かけたら、次の駅で降りる“サイン”と思ってもいいかもしれませんね。
一方、車両内にはあなたの他にも同じように席が空くのを狙っている人は必ずいるものです。
よって、ライバルの動向も掴むことも重要。立っていても座る気のない人なのか、駅が近づく度にまわりをキョロキョロしている人なのかなど、その動きを分析して、その人の意向を見極めるようにしたいものです。
このようなテクを身に付ければ、もはや「有料座席など目じゃない!」となるかもしれませんね。ぜひ今日の通勤電車から訓練をはじめてみてはいかがでしょうか。