人気モデルの水原希子が、広告撮影で受けた屈辱的な経験をカミングアウトした。これはダンサーのKaoRiが有名カメラマンに対する告発文をネットに掲載したことを受け、インスタグラムのストーリー機能に公開したもの。同機能は24時間で消滅するのが特徴だが、すでにネット上にはキャプチャー画像やテキストのコピーが出回っている状況だ。
水原は「20代前半の頃 ある企業の広告撮影」とのシチュエーションを明らかにしたうえで、手で胸を隠しての撮影があったと説明。その時、スタジオに「多分上層部であろう20人くらいの社員の人達」が入室し、撮影中は見られたくないと伝えたものの、「仕事だからと拒否できないんだよと言う理由」により、たくさんの男性に上半身をさらした姿を見られたと告白している。
その上で水原は「あなたにとって女性とは一体何なんですか?」と、KaoRiが告発した有名カメラマンに問いかけている。ところがこの告白が原因で水原は、自らをマズい立場に追い込んでしまったというのである。広告業界の関係者がささやく。
「水原はそのカメラマンを糾弾したかったんでしょうけど、広告関係者から見ればこれはクライアント批判にも見えてしまいます。撮影のシチュエーションを具体的に説明したことで、ネット上では特定のクライアント名まで取りざたされています。それは彼女が23歳の時に出演した、誰でも知っている大手企業の広告。たとえその広告ではないとしても、撮影現場にいた“20人くらいの社員”であれば、『これって俺のことか?』と気づくことでしょう。ともあれ今回の告白が、彼女にとってプラスになることはなさそうです」
もちろん不当なハラスメントを受けたのであれば、声を上げてしかるべきだ。ただ今回の告白に関していえば、具体的な現場について言及したことにより「水原は使いづらい」となる恐れは十分にありそうだ。
(白根麻子)