言いたいことは分かるが…。
中村アンが、5月17日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンDX」(フジテレビ系)に出演。公共トイレの個室に長時間こもる人に対して疑問を投げかけた。
中村は「芸能人の怒りの主張 これってカチンときませんか?」のコーナーで「世の女性たちよ!トイレが長すぎるんだよ!」と主張。「とにかく長い。その個室の中で何をしているんだってくらい」と怒りをぶちまけ、自身であれば15秒もあれば用を済ませることができると豪語した。
また、中村同様に番組MCのダウンタウンの2人や、共演の和田アキ子も個室に長居する人に対して不快感を露わにしており、松本人志は「僕がよく言ってるのは1分半くらいで(個室の)ドアが自動でバッて(開く)」と、珍案を披露していた。
これらの意見には、視聴者からも「分かるわ、スマホいじってるヤツぶん殴りたいわ」「絶対、トイレ以外の目的で個室に入ってる人いるよね」「行列ができてる時に明らかに急いでない人見るとイラっとしちゃう」などと支持する声がネット上に相次いだ。
しかし、一方で「15秒でトイレを済ませるなんて無理」「スマホはいじってませんが、トイレに時間がかかるタイプです」「うちのおばあちゃんが、年を取ると時間がかかると言ってました」などの反論も寄せられている。
にわかに注目された「女性のトイレ時間」問題。はたして実情はどうなのか。
「過去にネットニュース媒体『しらべぇ』が、女性がトイレに入ってから出てくるまでの時間を、女性ライターが都心のあらゆる場所でランダムに測定し、平均時間を割り出したという記事をアップしていましたが、その平均時間は1分54秒でした。また、同調査は100人を調査対象にしたそうですが、一番早い人でも43秒だったとか。
確かに待っている人がいるのに、トイレでスマホをいじったりといった関係ない行動をするのはナンセンスですが、単純に大きい方をするのに長く時間がかかってしまう人もいるでしょうし、急な腹痛に襲われた人や、腰を痛めて立ったり座ったりの動作に時間がかかる人もいる。それぞれ事情は様々ありますからね」(エンタメ誌ライター)
やはり、15秒は驚異的に早いといえそうだ。
(佐伯シンジ)