3月末にNHKを退局してフリーになった有働由美子アナが、10月から報道番組「NEWS ZERO」(日本テレビ系)のメインキャスターに就任することが6月6日、明らかになった。
「『NEWS ZERO』(日本テレビ系)は、2006年の番組開始当初から元財務官僚だった村尾信尚氏が12年間キャスターを務め高い人気を誇ってきました。有働アナへのバトンタッチにはネットでも『意外な展開でした!』『帯でキャスターやるとは思わなかった』といった驚きの声、『凄く楽しみ』『夜の顔になるんですね!』などの歓迎する声、中には『櫻井くんのかわりにイノッチがきたりして』といった意見まで飛び出しています」(スポーツ紙記者)
これに対して有働アナ自身も「身の引き締まる思いがします」「村尾さんたちが築き上げてこられた『NEWS ZERO』の信頼を守るべく、できる努力を全て尽くしていきます」とコメントしている。
「有働アナはタレントとしてよりもジャーナリストとして活躍したいという思いが強かった。そういった意味では、今回のキャスター就任は本人の希望通りではないでしょうか。これまで有働アナが司会を務めてきたNHKスペシャル『AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン』は2020年まで続く長寿企画。当分の間はNHKと民放の“二刀流”が続きそうです」(女性誌記者)
この“二刀流”には、NHKから転身した女子アナの教訓が活かされているという。
「フジテレビの昼のワイドショー『知りたがり!』の司会に抜擢された“すみきち”の愛称で人気のあった住吉美紀も番組が1年で終わってからは鳴かず飛ばず。バラエティ色で勝負した神田愛花もテレビで見かけなくなり、バナナマン日村勇紀と今年結婚しています。こういった元同僚たちの教訓から、NHKに出演することで自身のブランドイメージを維持しながら、民放でチャレンジするという二刀流スタイルを始めたのでは」(放送作家)
NHKと民放の二刀流はもとより、有働アナには報道番組とバラエティ番組の二刀流にもぜひ挑戦して欲しいものだ。
(窪田史朗)