お正月は田舎の実家でのんびりしてきた人も多いことでしょう。昨今話題の「田舎暮らし」もまた、地方で自然に囲まれて過ごすことでの「癒し」が注目されている証しでしょう。
都会の喧騒を毎日過ごす人にとっては、大自然への憧れは大きいものですが、そんな人にぜひ知っておいてほしいのが、今密かにブームになっている「クラインガルテン」です。
クラインガルテンとは、ドイツで古くから行われている「貸し農園」制度のことで、「小さな庭」を意味します。ドイツ人医師が、「都市の劣悪な環境下にある人々は、自然と触れ合う必要がある」と提唱したことがはじまりだそうです。
日本でも、このクラインガルテンが行われており、一時的に滞在、もしくは日帰りで、借りている農園の敷地で農作業を行っている人が増えています。
例えば、週末にちょっと農園へ出かけて一日だけ農作業をしてきたり、長期休暇に一定期間滞在して農園暮らしを楽しんだりすることが可能! つまり、別荘的な感覚で、農作業と田舎暮らしを楽しむことができるというわけです。
費用は1年契約で30~70万円+光熱費というのが一般的。有名なところでは、茨城県の「笠間クラインガルテン」や、山梨県の「南アルプスクラインガルテン」があります。
プチ農作業&田舎暮らしを夢見ている人は、今年は「週末クラインガルテン」から始めてみるのもいいのではないでしょうか?