「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)、「村上マヨネーズのツッコませて頂きます!」(カンテレ)と司会として大活躍の関ジャニ∞・村上信五。かつては“第二の中居正広”と期待をかけられただけあって、そのしゃべりはズバ抜けている。
ビートたけしからも全幅の信頼を得ており、9月8日放送の「FNS 27時間テレビ~にほん人は何を食べてきたのか?~」(フジテレビ系)で、去年に続き今年も司会を担当。総合司会のたけしをサポートする“キャプテン”の任を担う。
そんな“関ジャニきっての仕切り屋”村上を育てた両親は、やはりというか、なかなかの人物だという。
「村上は小さいとき、大の漫画好きだったんです。お気に入りのひとつが『ドラゴンボール』。連載されていた『週刊少年ジャンプ』を毎週、楽しみにしていたそうです。主人公の孫悟空が好きすぎて、初めて買ってもらったロケットえんぴつの名前欄に“孫悟空”と記した。すると温厚なお父さんが激怒し、どつかれたそうです。父親として、愛情をこめてつけた名前をけなされたと思ったのでしょう」(アイドル誌ライター)
村上は幼いころ、真剣に「孫悟空」に改名できないかと思うほど夢中だったという。一方の母親はおよそ4年前、建築トラブルで一部週刊誌を賑わせている。
「お母さんは12年ごろに不動産会社を設立しており、その際、長男である村上も取締役に名を連ねた。その会社に大阪市内で無断増築を行った疑いがもたれ、行政指導が入ったんです。また工事代金の未払いをめぐって、下請けの建設業者とトラブルになりました。現在はすでに解決しているようです」(前出・アイドル誌ライター)
村上はこの件で謝罪している。ちなみにこの母親が、村上のジャニーズ入りへ背中を押した張本人だ。
中学2年生のときに村上は、クラスメイトにオーディションを受けるよう勧められた。だが、大好きなバスケットボールしか興味がなかったため無視。ところが翌年バスケ部を引退後、やることがなくなったために履歴書を送ると一次審査を突破。母は当初、村上の芸能界入りに反対していたが、勧めてくれた友達の顔を立てるためにもオーディション会場へ行くように諭している。この時に村上は合格、芸能界入りした。
息子を殴れる父親と、仲間を立てる母親。村上が“しっかり者”あるゆえんは、ここにあるのだろう。
(北村ともこ)