突然ですが、小学校や中学校時代、あなたはどんな給食が楽しみでしたか? 給食といえば、懐かしいだけでなく、なぜか美味しく感じられ、もう一度食べたくなりますよね。今思えば、とてもシンプルなメニューが多かったように思えます。思い出の給食メニューをみていきましょう。
人気だった「ソフト麺」は、見た目はうどんのようですが、ミートソーススパゲッティとして食べるのが定番でした。他にも、カレーうどん風やけんちん汁などに入れて食べることもありましたよね。ソフト麺を製造販売する鈴木製麺によると、学校給食用は指定の小麦粉(強力粉)で作っており、ビタミンB1、B2が含まれているのだとか。ちゃんと栄養も考えられていたんですね。
このソフト麺、正式には「ソフトスパゲッティー式麺」と呼ばれるそうで、全国製麺協同組合連合会によると、1960年代に牛乳に合うように作られたメニューなんだとか。しかし、現在では製造業者が減り、数年前には「給食からソフト麺の姿が消えつつある!?」とニュースにもなっていました。
アサヒグループホールディングスのハピ研が実施した調査の中で、「思い出に残っている給食メニューは?」の問いに対して、3位にソフト麺(カレー麺)がランクイン。1位はクジラ料理の竜田揚げや南蛮漬けなどがランクインしていました。クジラ肉は戦後の食糧難を支え、給食食材として定番だった時期があったようですね。
女性用掲示板では、ソフト麺の他、ミルメークや揚げパン、味噌ラーメン、冷凍ミカンなどが、給食で楽しみだったメニューに挙がっていましたよ。
懐かしの給食メニューは、なぜか話題が盛り上がるもの。ぜひ小話のネタにしてみましょう。ところで、あなたの好きな給食メニューは何でしたか?