最近、若い人たちの間で、パジャマのようにゆったりくつろぎの装いを演出する「パジャマコーデ」がトレンド。普通のパジャマのようなシャツにデニムを合わせたり、ガウンのような服にベルトを合わせてワンピース風に着たりと、さまざまなパジャマコーデが話題になっています。
そんな風潮では、“本当の”部屋着で外出する人も多いのでは?と予想したところ、案外そうでもなさそうです。GUリアルファッションラボの調査では、いわゆる「パジャマ」姿では約53%が「外出できない」と回答しています。では、外出着として活用しやすい部屋着はあるのでしょうか。
スタイリストの石田純子さんの著書「大人の着まわしバイブル」(主婦の友社刊)によると、よくありがちな部屋着のグレーのチュニックは、中に白いシャツをインする、コサージュをつける、といった少しの「改まり感」をプラスすると、外出着に大変身するのだそうですよ。なんでも、このコーデは近くのコンビニやスーパーに行くのにとどまらず、百貨店に出向いても問題がなさそうだとか。
また、スタイリストの福田麻琴さんの著書「38歳から着たい服 本当に似合うものだけ少量持つ」(すばる舎刊)によると、冬場は半そでダウンが便利なんだとか。家の中でも着られる手軽な半そでダウンジャケットは、家事も支障なくできるそう。さらに、そのまま外出もできるというので、なかなかの優れもの。冷え対策にもなりそうですね。
部屋着=外出着としたいちょっと“ずぼら”(?)な人は、外出できそうなベースとなる部屋着を選んで、いろいろなコーデを工夫してみてはいかがでしょうか?