中居正広が3月10日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演。元SMAPメンバーの香取慎吾についてコメントし、ネット上はファンからの喜びの声であふれている。
この日は、同局の朝の情報番組である「スッキリ」とのコラボSP。“スッキリ軍団”として加藤浩次、近藤春菜、水卜麻美アナウンサーらが出演。同番組で、お笑い芸人の山里亮太が“天の声”として声の出演をする名物クイズコーナーの“天の声オーディション”を行うが、その声の主が「中居正広」だったという展開だ。
「声の出演という話だったのか、中居はラフなジャージとキャップ姿でスタジオの裏に隠れていましたが、フットボールアワーの後藤輝基にスタジオに連れ込まれると、その瞬間『キャー!』という大騒ぎで、出演者たちも驚きの様子でした。声だけの出演なのと、画面に映ることでは出演ギャラがかなり違ってくるという“お金”の話を皮切りに、終始、ギャラの話をし続けて笑いを取りましたが、その流れの中で、加藤浩次に対して唐突に『慎吾ちゃんのくだり良かったよ』と笑顔でポン、と叩いてみせたのです」(テレビ誌ライター)
ネット上では「中居くんが『慎吾ちゃん』だって!嬉しい!」「慎吾ちゃんの名前が!涙」「中居くん、気にかけてるんだね」など、喜びの声があふれた。
番組の冒頭、加藤は以前、香取、松岡充とドラマ「人にやさしく」(フジテレビ系)で共演した際に「慎吾ちゃんや松岡くんは当然移動車なのに、自分はマネージャーが借りてきた軽で。弁当を車内で食べるとき、移動車はスモーク貼ってるから見えないけど、俺は軽の助手席で弁当食ってるの外から丸見えだった」というエピソードで爆笑を誘っていた。
「中居はこのトークについて、賛辞のコメントをしたわけですが、その入れ方に『トークをカットさせない巧妙なコメントの仕方だ』と、ファンの間で評判になっているようです。収録番組の場合、出演者が『新しい地図』の3人に触れたときに、ジャニーズ事務所への“忖度”としてコメント部分を編集でカットしてしまう場合が往々にしてあります。冒頭の加藤のエピソードトークも、もしかしたらカットされる可能性があったと思いますが、出演時間の短い中居が、トークの流れの中に“カットしにくい”形で『慎吾ちゃん』のワードを入れ込んだことで、冒頭トークに必要性を持たせたというわけです。番組を見ていたファンは、この“頭脳プレー”に、喝采を送っているようです」(前出・テレビ誌ライター)
ネット上でも「中居くんは頭良いな。わざと慎吾ちゃんの名前出して、加藤さんのドラマの話もカットできなくしたよね」「中居くんは計算したのかもね。ファンが喜んでくれることも含めて」「ジャニーズとの関係を考えたら、日テレが忖度せずに流したのは驚いた」「中居くんは収録で、たびたび新しい地図の3人の名前を出してるけど、ことごとくカットされてきたみたい。今回はカットされないように上手く考えたよね」など、賞賛するコメントが多数寄せられている。
10分足らずの出演時間の中で、ただ単に笑いを取るだけでなく、SMAPファンのことを考えて、喜ぶようなトークを回した中居の技術はお見事。そのファンの多くが望むような“SMAP再結集”はいつの日か、実現するのだろうか?
(石見剣)