錦戸亮の脱退騒動は“グレー”のままだが、関ジャニ∞は地元・関西をより活性させようと奮起している。3月20日には、G20大阪サミット開催まで100日となった除幕式に、横山裕と村上信五が参加。2人のサインは、大阪市役所1階に設置されているカウントダウンボードで見られる。
その横山は、生まれ育った関西ジャニーズJr.の育成にも精力的だ。昨年、関ジュのコンサート『関西ジャニーズJr. LIVE 2018 Fall in LOVE ~秋に関ジュに恋しちゃいなよ~』で、トークと企画(おもにコント)部門を演出・構成した。同じくメンバーの大倉忠義は、ライブ部門を担当。丸山隆平は映像に出演し、安田章大は新曲を提供している。
「このライブは、2週間全20公演のおよそ3万8000席に対して、70万件以上の応募が殺到しました。“西のキンプリ(King & Prince)”と呼ばれるに十分な人気です。7人組新ユニット・なにわ男子が始動したのもこの公演です。続く『X’mas Party!!2018』でも、横山&大倉コンビが演出・構成を担当。大倉の作詞、安田の作曲によって新曲『Can’t stop』が発表されました」(アイドル誌ライター)
なに男は3月28日、関西ローカルながらも初冠番組『なにわ男子のNANIWA-NANDEMO』(カンテレ)がオンエア。その勢いはとどまるところを知らない。
「関ジャニの関西ローカル番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(カンテレ)でも、関ジュを猛烈プッシュしています。村上のコーナー『頑固プロデューサー村上が行く!』では、なに男の藤原丈一郎と大橋和也のロケレポートを厳しく指導。大倉のコーナー『目指せ!ジャニーズ演技王』では、演技を直接指導しています」(前出・アイドル誌ライター)
カンテレは関西テレビ時代から、関ジュの成長を見守ってきた。その謝意として関ジャニは、カンテレ開局60周年記念テーマソング「タカラモノ」を、昨年9月5日にリリースされたシングル「ここに」のカップリングソングとして収録している。
関ジュ、カンテレへの支援を惜しまない“関西発の国民的アイドルグループ”関ジャニ。気になるのは、さまざまな活動の中で、渦中の錦戸がいない点だ。これはやはり脱退を意味しているのかもしれない。
(北村ともこ)