育児中に孤独を感じることはありませんか? 実は、育児中には誰でもそう感じやすくなるようなんです。
NHKの『最新科学で迫るニッポンの子育て』によると、エストロゲンという女性ホルモンは、妊娠から出産にかけて分泌量が増えるものの、出産を境に急減。すると、母親の脳では神経細胞の働き方が変化し、不安や孤独を感じやすくなるというのです。ではなぜ、人間の身体はわざわざ孤独を感じさせようとするのでしょうか。
それは、孤独を感じさせることで「共同養育」を促すためではないかと考えられているというのです。つまり、一人で子育てするのは、人間が本来成すべきことではないともいえます。だからこそあえて孤独を感じさせて、みんなで子育てしたいという欲求を芽生えさせようとしているという訳です。子どもは本来、多くの人に、家族みんなに育てられるのが当たり前なのかもしれませんね。
ところで、育児中に孤独を感じたら、女性たちはどのように対処しているのでしょうか。ある女性向け掲示板では、「ネットの世界に逃げ込む」「YouTube見まくる」「酒飲んで動画見て寝る」などが多く挙がっていました。根本解決にはならないかもしれませんが、気を紛らかすのも一つの方法かもしれませんね。