【19番目のカルテ】松本潤“徳重”の一言で涙したウイカの演技が絶賛!「ウチも同じ!」反響のワケ
嵐の松本潤が主演を務める日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第5話が8月17日に放送され、平均視聴率は9.6%だった。
初回から2ケタ台をキープしていたが、お盆休み最終日だったためか、1ケタ台になったものの、2025年の夏ドラマの中では、ぶっちぎりの高視聴率を保っている。
卓越した心臓血管外科の手術技術でマスコミにも取り上げられる魚虎総合病院のスター医師・茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)。後輩への指導も熱心な医師ではあるが、自身のプライベートに関してはいっさい口にしない。
ある日、心の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送されてきた。心は母を救うため、倫理的には認められていない“身内への執刀”を強行する。手術は成功したのだが、それからの心は手の震えを感じるようになっていた。北野院長(生瀬勝久)は、徳重晃(松本)に心の診察を依頼する。
心の深層心理を探るべく接した徳重は、彼女が由緒ある茶道の先生である母から、抑圧的な強制的教育を受けてきたことを知る。
複雑な母娘関係ながらも、愛を施設に入れることをためらう心に徳重は「あなたはとても優しい人です」と語りかけると、心は思わず涙をこぼしながら母親について「嫌いには、なりきれないから…」と打ち明けるのだった。
このシーンに視聴者からは「ウイカさんの演技にもらい泣きしちゃいました」「ウチの母も愛と同じ。徳重先生の言葉に、茶屋坂先生と一緒に、私も救われました」「ウイカさんの演技凄い!タレントというよりすでに女優ですね」など、ウイカの演技に称賛が集まった。
「母と娘で様々な問題や葛藤がある家庭は、決して少なくありません。今回は、茶道の先生が、自分と同じ道を娘にも…と、強制したことによりギクシャクした例ですが、このようなケースや娘に依存するあまり過干渉になるなど、母娘関係で問題を抱えてしまうようです。第5話の茶屋坂親子のケースは、共感できる人が多かったようですね。それだけでなく、娘として複雑な心境の変化を演じたウイカの表現力が秀逸でした」(テレビ誌ライター)
バラエティ番組でズバズバ物言う姿勢がブレイクのきっかけとなったウイカだが、実は大阪の劇場を中心に活動する「劇団レトルト内閣」の団員。ここに来て、役者としての華が大きく開いたということのようだ。
