最近では、「婚活」という言葉のハードルもだいぶ下がってきたように思います。でも、実際に婚活中の女性にとっては、なかなか思い通りにいかないし、傷つくこともガッカリさせられることもあるでしょう。例えば、こんな事例があります。
一度会い、LINEを交換し、日常の話はしていたが、男性からなかなか2回目のお誘いがこない。しかも、LINEは言葉よりスタンプでの返事ばかり。女性は「自分が年上だし、範疇にないのだろう」とミジメな気分でいました。
ある日、2回目の食事のお誘いが入りましたが、女性は「きっと、流れ的に仕方なく誘ってくれただけだ」と考え、同じ職場の若い女の子と3人で食事しようと持ちかけました。自分には興味はないだろうが、きっと若い女の子がいたほうが楽しんでもらえると思ったのです。
しかし当日、若い女の子は、体調不良でドタキャン。女性は、それでも約束だからと待ち合わせ場所まで出向きましたが、男性は来ず、待ちぼうけ。女性は「やっぱり若い子がいなければ私は無用だったか…」と、またもやミジメな気持ちになったそうです。
しかし、男性のほうは違うことを考えていたようです。まず、男性も婚活中なので、常に何人かと会っている状況です。その見極めの最中で、2回目のデートに誘うのが遅くなったとのこと。そしていざデートに誘ったら、若い女の子を交えての食事と言われ、そこで「自分に興味はないが断れないから若い女の子を投入してきたんだろう」と思ったそうです。
どうやら、お互いがお互いに拒否されたと感じていたのです。なのに、なぜか女性は、若い女の子を連れて行くことで男性に喜んでもらえると思ったのですね。女性の勝手な思い込みと、自己肯定感の低さが招いた失敗の一例ですが、男性と女性の脳は本当に違うということがよく分かります。
卑屈になっても天狗になっても、婚活はうまくいきません。考え過ぎずに、自然体でいることが成功のカギ。いつも明るく、前向きな気持ちで進んでいきたいものですね。