前日に食べ過ぎた、お酒を飲み過ぎた、なんだか調子が悪い……いろんな理由から、朝起きたら顔がパンパンにむくんでいたということはありませんか? そんなときの対処法をご紹介します。
御殿山クリニックの工藤武彦院長の著書「顔でわかるカラダのSOS」(ゴマブックス刊)によると、水分過多を避け、マッサージや食べ物、ぬるま湯や冷水などで、むくみを取ることができるのだとか。
マッサージのやり方は、目を閉じて親指以外の四本の指を上まぶたにあて、その手を内側と外側方向に各10回転させます。ただ、脂肪がついている場合は、リンパ液の流れが悪いことが指摘されていますので、あごの下あたりにあるリンパ腺の流れをよくするようにマッサージをするといいそうです。
顔のむくみがあるときは、食事はどの食べ物にも火を通し、味は薄味にすること。むくみを生じさせやすい乳製品は控えめにするといいそうですよ。
また、「肩こり・首の痛みがみるみる改善100のコツ 決定版」(主婦の友社刊)には、顔のむくみやたるみが「鎖骨さすり」で取れたという体験談が書かれています。それは、指を鎖骨の下のくぼみに当ててさすったり、腕の付け根に沿ってさすったりする方法です。痛気持ちいいくらいの強さでやるといいそうですよ。
顔のむくみが出た朝は、ぜひこれらの対処法を試してみてくださいね。