“真面目で気が弱く優しい”28歳のOLが、「私の人生、これでいいのだろうか…」と、新たな自分探しの旅に出る人生リセット・ドラマ「凪のお暇」(TBS系)。黒木華が演じる主人公・凪と、彼女を追いかける高橋一生演じる“闇の深い”慎二、ちょっと危ない香りがする隣人ゴンを演じる中村倫也の三角関係にも話題が集まる中、慎二の行きつけスナック「バブル」のママ・武田真治にも密かに注目が集まっている。
「去年、番組『みんなで筋肉体操』(NHK)で注目された武田はオネエ言葉で、凪とのことで悩み愚痴も漏らす慎二に、優しいながらも厳しい口調でアドバイス。第1話の終盤では、凪に拒絶され、店でやけ酒をあおっている慎二に、『振られたの?』と優しくグラスを差し出し、泣きながら凪への想いを口にする慎二に対して『超、不憫~!』とオネエ言葉で同情。一緒に泣き出してしまう一幕もありました」(スポーツ紙記者)
しかし、同情ばかりではない。7月26日に放送された第2話では、オープン前の「バブル」で凪のことを「あいつ男の趣味硬いから」と薄ら笑いを浮かべる慎二に「うう~ん、分かってないな我聞ちゃん! やばい匂いのする男は、これから冒険したい女にうってつけじゃない?」と、オネエならではの鋭い恋愛分析をしてみせた。
武田のこの姿にツイッターでは「武田真治のスナックママの役が最高にハマっていて好き」「凪のお暇、ママが武田真治でいい味してておもろい」など大評判。そんな武田だが、実は過去に“オネエ宣言”したことがあるという。
「武田は、2015年に出演したバラエティ番組で『ここ数年で結婚できなければ、おネエの扉を開いてみようか』と発言したことがあります。2017年6月に出演した番組『ネプチューンの!なんでそんなこと言ったの?TV』(日本テレビ系)では、この言葉の真意について、『もしかしたら自分のこと、何も分かってないのかもしれない。実はそっち(おネエ)だったっていう可能性もゼロにしちゃいけないな』と、当時の心境を告白。しかし『男の人はアリ?』という質問には『現状…今のところ、なしにしてるんですけど…』と苦笑いしていましたね」(テレビ誌ライター)
果たして武田の“オネエキャラ”は彼の本性なのか!?…それを見極めるためにも、今後の「凪のお暇」からは目が離せない。
(窪田史朗)