歌手のmisonoが2月4日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、新幹線で財布の落とし物を拾ったことを報告している。
「misonoが座る席に財布が!?」と書き出したmisonoは、“京都駅で降りた子”とのハッシュタグを添え、新幹線内で拾った財布の画像も添付。過去に「西麻布で見つけた時は、近くの交番へ預けた」と振り返ったが、「新幹線の中の場合、駅員さんで良いんだっけ!?東京駅に到着してからの方が良いのかしら!?もしくは本人と直接やりとり!?」と届け先やそのタイミングをめぐっては困惑した様子を見せた。
また、「カードも入ってるし、お金も結構…」と財布の中身を説明すると、「学生証もあるから、学校に電話しても良いと思う!?」「自分も携帯をしょっちゅう落とすけど、必ず出てくるから ご本人様に、届きますよーに…」とも綴り、無事に持ち主へ返すための方法を模索している。
「最近では拾った落とし物の画像をSNSでアップし、持ち主へ届くよう善意で拡散するケースが増えていますが、思わぬ個人情報の漏洩にも繋がるリスクがあることから、やはり新幹線で拾ったのであれば、そのまま駅員に渡すのが最も安全な策だといえます。財布を落とした当事者からすれば、紛失に気づいた際にまず向かうのは駅の落とし物相談係か交番であり、misonoのインスタグラムをチェックすることはないでしょう。もちろん、本来の持ち主へ届けたいという善意のもとで行動しているのは伝わりますが、学生証から学校への連絡を模索したり、本人と直接のやり取りすらも考慮するmisonoには『本人に連絡なんてもってのほかだと思う。悪気はないかもしれないけど、いい歳してそういう判断もできないのかな』『インスタで広めることでは(ない)と思ってしまう』といった反応や、なかには『正直、わざわざ聞くことかよ。親切アピールしてるつもりかな?どの手法でも本人の所に届くだろうし』との指摘も寄せられています」(テレビ誌ライター)
中身を確認したことへの非難も一部で散見されるが、中身を確認しないまま、すでに第三者によって“空っぽ”にされた状態の財布を届けてしまった場合には、misonoへよもやの疑惑がかけられてしまうケースもありうるだろう。
慎重な対応が求められる案件であり、あらゆるリスクを回避する為にも、過剰に関わりすぎることなく、即座に駅員に全てを委ねるのが賢明だといえそうだ。
(木村慎吾)