今の時代、結婚したいと思っているけれど、良縁に恵まれなかったり、関係が続かなかったりするという人が多いようです。きっと、「適齢期はどんどん過ぎていく……」と焦りを感じているのではないでしょうか。そもそも、結婚できる人とできない人を分ける境界って、どこにあるのでしょうか?
作家の角川いつかさんの著書「結婚できない10の習慣」(経済界刊)では、結婚できない人として「年収で切る女性」が挙げられていました。35~40歳の女性は世の中をある程度分かっているからか、年収500万円程度でもいいという人もいるそうですが、500万円以上に固執する女性も一定数いて、そんな人は結婚が決まりにくいとか。このことから、現実を受け入れるかどうかが、結婚できるかどうかの重要なポイントになりそうですね。
また、結婚相談所アーク・ロイヤル代表の大西加枝さんの著書「37歳からの婚活」(扶桑社刊)によると、理想の家庭生活のビジョンをぼんやりとでも描いている人は、結婚が決まりやすいそうです。「子どもは最低2人で、実家の近くに家を建てたい」など、ビジョンを持つというのは非常に重要であるようです。逆にいえば、ビジョンがなければなかなか結婚できないのかもしれません。
作家で心理カウンセラーの五百田達成さんと桜場江利子さんの共著「結婚できないのはママのせい?」(CCCメディアハウス刊)によれば、結婚できない人は誰が目の前に現れても相手の欠点ばかりに目が行き、ためらってしまうのだとか。そして、自分の決断に責任をとる「明るい覚悟」が必要だと書かれています。
これらのアドバイスは受け入れがたいこともあるかもしれませんが、思い切って自分を見つめ直すことも必要かもしれませんね。