日差しが強いこの季節。できるだけ肌の露出を控え、日焼け止めクリームなどを塗るなどして、日焼け対策をしている人も多いでしょう。
ところが、そんな対策を施しているにも関わらず、肌の色が黒くなっていく‥‥なんて悩んでいませんか？
実はコレ、あなたの日焼け対策に“盲点”があるからかもしれません。その盲点が「目」に対する紫外線防御です。
最近の研究によれば、私たち人間は目で紫外線を感じるだけでも、日焼けと同じように体内でメラニン色素の育成をすることがわかってきました。
日差しを受けて目に紫外線が入ると、まずは角膜の部分に炎症が起こります。すると脳が「紫外線を防御しなければ！」と、眼球部分だけでなく、体全体にまでメラニン色素を増やす指令を出すのだとか。その結果、日焼け対策を施している肌にもメラニン色素の生育がはじまり、直接日に当たっていない肌部分までもが日焼けしたのと同じように黒くなってしまうというのです。
この現象を防ぐためには、夏場の外出時にサングラスを掛けるのがベスト。色の濃さは関係無く、気をつける点は「紫外線透過率」。紫外線透過率が「1％以下」と書かれていれば、それは「99％の紫外線をカット」してくれるという意味。
ところが、安価なファッションサングラスには、この紫外線カット機能が付いていないものがほとんど。また「眩しくなければいい」とばかりに、ヘタに色の濃いファッショングラスを着用してしまうと、よく見えるようにと瞳孔が開いてしまい、かえって紫外線を取り込んで、角膜などを傷める結果にもなるので注意しましょう。
そのサングラス姿が可愛いと女性たちに人気のテイラー・スウィフト。彼女の透き通るような肌の秘密も、サングラスを上手に使いこなしている点にあるのかもしれない。
単なるファッションではなく、目と肌の保護のためにもサングラスをかけることをオススメします。
