みなさんの自宅は“片付いて”いますか?
ミニマルな暮らしに注目が集まる一方で、なかなか自宅内を片付けることができず、困っている方も多いようです。
リサーチ会社のマイボイスコムが2020年8月、1万210名を対象に行った調査によると、自宅内が片付いていると思う人(「片付いているほう」「まあ片付いているほう」の合計)は37.5%だったそうで、自宅の片付け状況に満足していない人も少なくないようです。
「自宅の収納に関する不満」として多く寄せられた回答は、「収納スペースが少ない」(39.4%)、「風通しが悪い」「収納スペースの幅や奥行きがない」「湿気がある」(各2割弱)でした。「収納について困っている物・不満な物」としては(複数回答)「衣服」(40.9%)、「寝具類」(25.7%)、「食品のストック」「かばん類」「靴」「衣類小物」(2割前後)だったとか。
収納スペースが少ないことや、衣類・寝具など量の多いものや大きくてかさばるものは、満足のいく片付けを阻む大きな要因になっているようです。
自宅内に保管するものが、部屋の広さや収納スペースに見合った量・大きさであれば、「出したものは決まった場所に片付ける」を徹底することで、片付いた状態をキープすることが可能です。でも、収納スペースが少なかったり、収納スペースに入りきらないほどの荷物があったりすると、入る場所と入れるもののバランスが崩れてしまい、思うように片付けができなくなってしまいます。
「どこから片付けたらよいか分からず改善できない」という場合は、どんなものが自宅内を占拠しているのかを把握するところから始めるとよさそうです。衣類や食品・日用品などのストックが多過ぎないか、寝具をはじめ家具類が大き過ぎないかなどは、重要なポイントになりそうですね。
不要なものを減らして大き過ぎる家具を小さくすることで、ずいぶんと部屋が広くなりそう。おうち時間を活用して、自宅内を住み心地のよい状態に整えてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)