フリーアナウンサーで女優の田中みな実がNHK土曜ドラマ「ノースライト」に出演することが10月7日、複数のメディアの報道でわかった。放送予定日は12月12日、19日。田中にとっては、NHKドラマ初出演となる。
同ドラマは作家・横山秀夫氏の同名ミステリー小説が原作。俳優の西島秀俊演じる主人公の一級建築士が依頼主の失踪をきっかけにして、その行方を追う中で家族のあり方を見つめ直す姿を描くストーリー。田中が演じるのは、主人公が勤める設計事務所の事務員だ。
田中は「横山秀夫さんの原作の重厚な世界観の中で新たな経験ができるのは願ってもないことで、関われることを幸せに思います。そうそうたる役者陣の芝居を身近で体験し、この機会にたくさん吸収し、糧にしていきたいです」とコメントした。
“女優”として快進撃を続ける田中。今年4月、テレビ朝日とABEMA(旧AbemaTV)との共同制作ドラマ「M 愛すべき人がいて」の怪演で注目を集め、ついにNHKドラマの出演となった。今度はどんな演技を見せるのか、田中がいう“そうそうたる役者陣”との共演が今から楽しみだ。中でも強烈に意識するであろう女優がいると、芸能記者は言う。
「同ドラマに出演する女優の宮沢りえです。年齢も女優としてのキャリアも、田中よりも全然上ですが、2人には意外な共通点があります。2人とも女性写真集の歴代発行部数のトップ3に入っているのです。1位は言わずと知れた宮沢の『Santa Fe』(1991年)が記録した155万部。2位は女優の菅野美穂の『NUDITY』(97年)の80万部。田中の『Sincerely yours…』(19年)は60万部を突破し、現在歴代3位です。発行部数トップ3に入る2人が、同じドラマで共演するとあれば、お互いに意識しないわけがありません。田中は今でこそ女優の仲間入りをしましたが、元局アナ。その田中に写真集の発行部数で追い上げられたうえ、演技で負けるわけにはいきません」
ドラマでは女の激しい戦いを見たいものだ。
(石田英明)