8月25日放送の「中居正広の金スマスペシャル」(TBS系)では故・野際陽子の最後の3年間にスポットを当てて特集。スタジオには娘で女優の真瀬樹里と、88年放送のトレンディドラマの祖である「抱きしめたい!」(フジテレビ系)で親子共演して以来“母娘のような姉妹のような親友のような”近しさのあった浅野ゆう子が登場。放送中のドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)の撮影現場にマフラーで酸素ボンベを隠して向かった野際の「1度受けた仕事は最後までやり通す」というプロ意識の高さなどを真瀬が語り、浅野は野際から「似てきたわね」などと言われていたことを涙ながらに語った。
「野際が今年6月13日に亡くなったことが報道されたのは2日後の15日。この日は訃報が流れる前に浅野の舞台挨拶があったため、芸能記者らは浅野のもとに集結しました。しかし野際の体調について質問しても浅野は無言だったことから『野際と浅野との不仲説』が急浮上。実はすでに訃報を聞いていた浅野は、いろいろな意味で話すことができなかったんです」(女性誌記者)
14年11月には結婚を考えていた故・田宮二郎の次男で俳優の田宮五郎をくも膜下出血の再発で亡くしている浅野。どうかその喪失感や欠落感は、野際を超える新しい姑像を作り出して演じることで昇華させてほしい。