潔癖症も、ここまでくると笑えない──。9日に放送された日本テレビ系トーク番組「メレンゲの気持ち」に、若手イケメン俳優の本郷奏多(ほんごう・かなた)が出演。自らの潔癖ぶりについて語った。
「本郷は、映画『GANTZ』や『進撃の巨人』『闇金ウシジマくんPart3』『鋼の錬金術師』など、漫画の実写化作品に続々と起用されている若手の注目株。『進撃の巨人』では内容が酷評される中、兵士アルミン・アルレルトを演じた彼だけ評価されるという現象も起きていました。俳優として評価の高い本郷ですが、潔癖症についてはスタジオもドン引きでした」(芸能ライター)
自身が語ったところによれば、彼はまず小銭を持ち歩かないという。それは、「小銭って何千人、何万人という人が触り続けてきたものじゃないですか。中には昭和30年のものもある。数十年前の菌がずっと残ってる」からなのだとか。お札は劣化が早いため、取り換えられるサイクルも短いということもあり、まだ手に持っても大丈夫なのだという。
またエレベーターのボタンは、スマホで押す。自動ドアのボタンも、スマホまたは肩で押すという。驚くべきは、「プールや温泉は他人の体液がにじみ出たもの」とし、入りたくないという。
「また本郷は、他人が作った料理を食べられないといいます。有吉弘行も同じことを言ってますが、有吉は潔癖というわけではなく、気分的に食べられないというだけ。本郷の場合は、『もしかしたら、ちゃんと手を洗わずに作っているかもしれない』とか、『汚いおじさんが味見したスプーンを、もう一回鍋に入れているかもしれない』と、常にネガティブな方向で想像をめぐらせていることが分かります」(前出・芸能ライター)
結果、彼の食事はもっぱら「お菓子」。部屋には常時100種類が常備されており、棚に入りきらないほどあふれているという。司会の久本雅美から「将来、体がボロボロになるよ」と心配されていたが、「僕がお菓子を食べているのは、栄養素を脳と体が欲しているから。無理やり食べる精神的ストレスが一切かかっていないから一番自然体。健康だと思ってる」と、考え方まで凝り固まっている。
現在本郷は27歳。若いうちはいいが、10年後、20年後が心配になってくる。
(魚住新司)