連日、高視聴率を記録しているNHKの朝ドラ「あさが来た」。その人気の一翼を担ってきたのが、五代友厚役のディーン・フジオカである。
「視聴率獲得を狙ったNHKが五代の病死を事前に発表してしまい、ファンから『五代様を死なせないで』という悲鳴にも似た声が多数寄せられました。この後、TBSの連ドラ『ダメな私に恋してください』への出演が決まっているので、このタイミングでのフェイドアウトは最初から決まっていたようです」(女性誌記者)
「さわやかなイケメン」「英国紳士」といった“白馬の王子”キャラが定着しつつあるディーンだが、ファンの間ではディーンが過去に出演したある作品が話題を呼んでいるという。
「2013年の映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』で、2007年に起きた“リンゼイさん殺人事件”で世間を騒がせた殺人犯・市橋達也を演じているんです。何かに憑かれたような鋭い目は、とても五代と同じ人物とは思えないほど獣じみていた。しかも、みずから監督をして主題歌まで歌っています。現在の王子キャラとのギャップがありすぎて映画を観たファンはみんなドン引きしているそうですよ」(テレビ誌記者)
高校卒業後、アメリカの大学に進学して、アジアを旅しながら香港、台湾でキャリアを積むなど、“ハングリー精神の塊”と言われるディーン。今後もさわやか系だけに収まらず、さまざまな役で怪演を見せてくれそうだが、その演技は女性たちをときめかせるのか、はたまたドン引きさせるのか?