普段、デスクワークで肩や腰回りがカッチカチに硬くなっている人や、長時間の立ち仕事で脚全体がパンパンに硬くなっている人は多いのでは?
実はこの状態を硬いまま放っておくと、熟睡が妨げられるため、翌朝の目覚めもスッキリしなくなってしまうことを知っています。
もし、連日カラダのあちこちが硬くなり、肩こりや腰痛、脚のだるさに加えて、寝ているのにちゃんと寝た気がしないと感じるのであれば要注意。一度、寝る前ストレッチを行ってみることをオススメします。
実は寝る前にほんの少しの軽いストレッチをするだけで、熟睡できるかどうかは大きく変わります。その理由は、ストレッチをするとカラダの緊張がほぐれ、副交感神経が刺激されるため、よりリラックスしやすくなるから。人は神経が高ぶった状態では、スーッと寝付けないどころか、深~い睡眠を得ることもできないんです。
また、寝ている間はカラダの修復が行われるため、ストレッチの血行促進効果で、より体内の栄養や老廃物が流れやすくなるとか。これにより翌朝の目覚めもスッキリするというから試す価値あり。
そのストレッチの方法は簡単。まずはあぐらをかいて座り、両肩を上げ下げしたり、肩に手を乗せてぐるぐる回したりするだけ。たったこれだけでも十分肩の緊張をほぐせるんです。
また、寝転がりながら膝を片方ずつ抱えて腰をグイ~ンと伸ばしたり、脚を上げて太ももの裏やお尻の筋肉を伸ばしたりすれば、下半身の疲れもしっかりほぐれます。
いずれも道具も使わないお手軽ストレッチなので、今夜寝る前の3~5分間、ものは試しにやってみてはいかが?