9月22日に放送開始する福士蒼汰主演ドラマ「DIVER-特殊潜入班-」(カンテレ・フジテレビ系)に、今年4月までアメリカに留学していた俳優・野村周平が出演することが発表された。野村にとってドラマ出演は昨年3月に放送された「砂の器」(フジテレビ系)に若手刑事役で出演して以来約1年半ぶりとなり、ファン待望の復帰作と言えそうだが、現場では関係者から懸念の声が上がっているという。
「野村さんといえば自身のツイッターでファンに対して暴言を放ったり、クラブで酔って奔放に楽しむ姿をSNSで拡散されるなど、何かと“お騒がせ俳優”のイメージがつきまとっています。ドラマの共演者と仲良くなりすぎることも有名で、これまでもその奔放な距離感が話題になっていました。平時ならいいのですが、いまは感染拡大が深刻なコロナ禍。そんなわけで共演する他の俳優の関係者から、心配の声が上がり始めているというのです。もし野村さんが不規則な言動で問題になると、共演者がとばっちりを受けることも考えられますからね」(芸能記者)
「DIVER」はカンテレ制作で、撮影現場は大阪がメイン。撮影後のオフタイムにはお互い誘い合って食事や飲みの場に流れることも自然と思えるが、このコロナ禍、夜の街に芸能人が出ていくことに対する世間の目は相変わらず厳しい。しかもその場にお騒がせの過去がある俳優がいるとしたら、周囲が心配するのも無理からぬところだろう。
「野村さんは先日亡くなった三浦春馬さんと同じ事務所の所属。二人とも高い演技力が評価されていますが、性格的には真反対。三浦さんは真面目で繊細。対照的に野村さんは良くも悪くもマイペースで、SNSで誹謗中傷されることがあっても気にしているようには見えず、精神的にタフのようですね。“炎上上等”でやってる部分もありそうです」(前出・テレビ誌ライター)
ネットでは「野村クン頼むから大人しくしていてね」「野村周平、ツイッターも止まったままだしすっかり忘れてた」など厳しい声も聞こえてくるが、演技力でそうしたネガティブな意見を封殺できるかどうか。
実力は確かなだけに、不用意な言動ばかりがクローズアップされてしまうのは本人にとっても共演者にとってもメリットはない。アメリカ留学で内面的にも一皮むけたところを見せてほしいものだ。
(石見剣)