長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)の第32回が11月15日に放送され、俳優の駿河太郎が登場。「駿河太郎、すごい!」「どんどん上手くなってるよね」「やっぱりうめぇな、鶴瓶の息子とは思えない(笑)」といった賞賛の声が寄せられている。
この回は、朝倉攻めに失敗した織田軍が戦で失った鉄砲を調達するべく木下藤吉郎(佐々木蔵之介)と堺を訪れ、250挺の鉄砲を買い付けた武将・筒井順慶(駿河)から200挺を譲り受け、浅井・朝倉軍を相手に姉川の戦いで勝利するという展開だった。
もともと大和興福寺の衆徒であり、代々大和土着の豪族である筒井順慶を演じる駿河は頭を丸めた僧侶の姿で、光秀(長谷川)との駆け引きはなかなかスリリング。駿河自身も「駆け引きの間を意識しながら演じた」「演出の方から存分に間を取ってください」と言われ、とても新鮮だったと話している。
「イギリス音楽留学を経て、2003年に『taro』の名前でメジャーデビュー。バンド活動を行うも2008年に30歳を機に俳優に転向。2011年に朝ドラ『カーネーション』(NHK)でヒロイン・尾野真千子の夫役を演じて話題を呼びました。大河ドラマは4回目の出演ながら、過去3回はいずれも最終回のみの出演。今回は、敵役・松永久秀を演じる吉田鋼太郎との丁々発止のやり取りに今から期待がかかります」(女性誌記者)
「鶴瓶の息子」ではなく「駿河太郎」として、今まで以上に知れ渡る機会になるかもしれない。
(窪田史朗)