お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が11月22日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、外食産業を支援する「Go To イート」の理想像を熱弁した。
東京都を始め、北海道や大阪府などでも連日にわたって新型コロナウイルスの感染拡大が猛威を振るう中、菅義偉首相は21日、「Go To イート」で使えるクーポンの新規発行を一時停止する考えがあることを表明。コロナ禍の第3波に対する様々な対策を講じている。
これについて松本は「俺はずっと言い続けてるんですが、“お1人様(キャンペーン)”をやれ!って言ってるんですよ。お1人様の場合は4割減にする、2人なら2割減とか、3人以上はやめましょうって。これが一番良いと思う」と主張。
また、「政府というか、偉い人は何の為に『ワイドナショー』を見てるんだ! 『ワイドナショー』のどこを見てるんだ!」と述べ、「食事する時にマスクを1回1回取ってって、1人なら喋らないし、大丈夫だし。家でご飯食べてるのと一緒で、レストランにお金を落としていくわけやし。2人ぐらいならOKとしても。絶対そうするべきやと思う」とも語った。
「松本は、7月にやや見切り発車的にスタートした観光支援事業『Go To トラベル』についても、同番組内で『無い知恵を絞って思うんですけど、“お1人様半額キャンペーン”はどうですか?』『食事とか旅行行くぶんには、マスクもしてるし、誰とも喋らないし、感染が抑えられると思う』と訴えていました。実際、会話による飛沫が大きな感染の原因であるともされていますから、『Go To イート』のキャンペーン自体を全て停止してしまうのではなく、2人以下の外食については割引を継続させるという考えは理にかなったもの。ネットでも今回の松本の提案について『まっちゃんの言う通り。おひとり様が一番安全だし、今は男女問わず一人旅をする人も多いんだから、なぜ2名以上とかの制限をかけるのかが疑問』『キャンペーンをやるか、やらないかの100か0ではなく、この意見が50の位置だと思う』『ひとり客は単価は低いかもしれないが、松ちゃんの言う通り、感染リスクはほぼゼロだし、長居しないから回転も速い』と賛成する声が多く寄せられました」(エンタメ誌ライター)
経済の回復とコロナ予防対策を並行して進めなければならない“ウィズ・コロナ”を乗り切るには、松本が指摘した「お1人様キャンペーン」は斬新なアイデアとなり得るかもしれない。
(木村慎吾)