コロナ禍で人々の結婚したい願望が強くなっているといわれていますが、そう簡単に“即結婚”というわけにはいかないものです。
婚活関連の情報を多く発信しているネクストレベル運営の『縁結び大学』が実施したアンケート調査では、結婚願望についての問いに、男女とも「願望はあるが不安がある」という回答が1位に。その理由を尋ねてみると、男性のトップ回答は「金銭的な理由」で、45.3%でした。とくに、コロナ禍で金銭的な悩みは増しているようです。果たして、解決策はあるのでしょうか?
■結婚新生活支援事業を利用する
まず考えられるのは、国が実施している結婚生活サポート施策の『結婚新生活支援事業』を利用検討すること。この事業は、来年度から拡大する旨が報告されていますが、現在は条件付きで30万円を上限に補助を受けることができます。その条件は、一部の地域で婚姻日の年齢が夫婦とも34歳以下、世帯年収約480万円未満などがあるようです。来年度、これらの条件が緩和されて補助は60万円となり、年齢の条件も39歳以下に緩和、さらに世帯年収も約540万円未満に拡大されますが、それでも限られた人が対象となるようです。
先のネクストレベルの調査で、この結婚新生活支援事業について尋ねたところ、知らない人は約60%で、それほど多くはありませんでした。この事業は条件も限られており、結婚率を高めるというのは、期待し過ぎかもしれません。とはいえ、条件内のカップルはぜひ参考にしてください。
■コツコツと貯金する
どうしても結婚式を挙げたい男女は、節約したり給与からの天引きなどを活用したりして、コツコツ貯金しています。実にシンプルな解決策ですが、「式のことを思えば普段の服やバッグ代も自然と節約できる」という女性もいましたよ。
■同居して1人分浮かせる
式を挙げる前に彼と同居して、家賃を1人分浮かせるという手もあります。結婚前のお試し同棲にもなるので、有効かもしれませんね。
お金がなくても「なんとかなる……」のが結婚なのかもしれません。大事なのは、決意と「絶対にこの人!」という相手を見つけることなのかもしれませんね。