今年の年賀状事情は、例年に比べて何かと変化が起きているようです。
日本トレンドリサーチが全国の男女各800名を対象に、今年の年賀状事情についてアンケートを実施したところ、例年は送っていない人が今年は「送る(送るつもり)」という人は6.0%、例年は送っているが今年は「送らない(送らないつもり)」という人は10.9%だったそうです。
この「送る・送らない」の判断は、コロナ禍と関係はあるのでしょうか?
前者でコロナ禍の影響が「ある」と回答したのは22.9%。一方、後者で影響が「ある」と回答したのは18.9%。この結果をみると、多少はコロナ禍と関係はあるようですね。具体的には──。
今年は送るという人は、「友人・知人と会う機会が少なかったから」「ステイホームでお盆やお彼岸などに出かける機会が少なくなってしまったため」など、交流の機会が減ったことを理由に挙げていました。
また、今年は送らない人の理由として、「年賀はがきによるコロナの拡散が怖いから」「何となくおめでたい気分ではないので、年賀状を書く気持ちになれないから」などの声が。
「相手を気遣うために送る」、「あえてお祝いムードにならないように送らない」ということですが、その選択によって、その人の個性があらわれるのかもしれませんね。さて、あなたは年賀状を送りますか?