喜劇女優・浪花千栄子の生涯をモデルに描かれた朝ドラ「おちょやん」(NHK)。杉咲花演じる主人公・千代が、いよいよ大部屋女優としてデビューした。
「千代が山村千鳥(若村麻由美)の紹介で門を叩いたのは、鶴亀撮影所。そこで助監督の小暮(若葉竜也)と出会い、所長の片金平八(六角精児)の面談を受け合格するのですが、通称“カタキン所長”のキャラがとにかく強烈。所長室にも関わらずフンドシ一丁で正拳突きを繰り返し、股間からモノがはみ出ると縁起がいいと喜ぶキャラなんです」(芸能ライター)
初登場のシーンで、さっそくフンドシ姿を披露。自称・ハリウッド帰りの映画監督、ジョージ本田(川島潤哉)は、その傍らで優雅に珈琲を飲んでいるのだが、突如「ノォー!」と雄叫びをあげ「所長! 見えてます」とモノがはみ出ているのを嫌そうな顔で指し、片平は「おお、そうかそうか、こいつは縁起がええわ」と、満足そうに高笑いするのだった。
「片金のモノは、テーブルに置かれたメガホンによって隠されていましたが、天下のNHKで、しかも伝統ある連続テレビ小説のワンシーンだけあって、大きな話題となったことは言うまでもありません」(週刊誌記者)
視聴者からは「朝から下ネタ。NHKもなかなか柔軟」「朝ドラでまさかの下ネタ ガッデム」などの声がネット上に数多く寄せられた。
六角はこの役を演じるにあたり、ドラマの公式サイトで『今回の“朝ドラ”の最大のネック(!?)になるかもしれないシーンがあったり。果たしてこれでいいのか、NHKよくやったな(笑)』とコメントしています。演じる本人もびっくりする役柄だったようです」(前出・芸能ライター)
ドラマでは、ジョージ本田が千代に名付けようとした芸名、バンブー・ベロニカも大反響。ツイッターのトレンドトップ10入りを果たした。
朝から攻めまくりの「おちょやん」。コロナ禍による緊急事態宣言で何かと暗い世相を、ショッキングなネタでこれからも吹き飛ばして欲しい。
(窪田史朗)