仕事をしていれば、何かしらのストレスは感じますよね。ビジネス上の問題解決を考えるメディア『Biz Hits(ビズヒッツ)』が、仕事をしている全国の男女500人に対して2020年10月に実施した『仕事のストレスに関する意識調査』によれば、仕事にストレスを感じる人は95.8%にも上りました。
仕事でストレスを感じるときの回答1位は「態度の悪い顧客やクレームへの対応(52人)」で、2位は「意思疎通がうまくいかない(48人)」、3位は「仕事量が多い(41人)」となったそうです。この結果をみると、顧客やコミュニケーションに関することが主なストレスの原因のようですね。
営業、販売、接客、コールセンターなど、顧客と直接関わる職種の人たちに多かったのが、「態度の悪い顧客やクレームへの対応」。お客から暴言を吐かれたり、自分勝手なクレームを言われたりして、ストレスを抱え込む人が多いようです。
この調査を監修した企業などの人材をサポートしているGentleの中村成博さんは、「仕事でストレスを感じる瞬間は、自分の想定と相手の対応とのギャップからイライラしたり、悲しくなったりする」と考察しています。
さて、そんなストレス、どう解消すればよいのでしょうか?
女性のストレス解消法についての回答トップは、「美味しいものを食べる」、次いで「愚痴を聞いてもらう」でした。男性は「運動する」がトップであるのをみると、女性と男性はストレス解消法がまったく異なるのだなと驚きます。ちなみに、美味しいものを食べると幸せホルモンのドーパミンが放出され、さらに胃に達してからもドーパミンは放出されるのだとか。
いずれにしても、ストレスを感じたら、自分に合った方法で対処したいものですね。