毎月の生理がなかなかこない──そんなことはありませんか。本当に不定期なら治療を受ける必要がありますが、病院にかかるまでもなく、ちょっと遅れているというのはよくあるお話。そんなとき、生理が早く来る方法を知りたい!と思う人も多いのでは? 実は、婦人科系の悩みの解消でよく知られる“ツボ”があるようなんです。
■三陰交
一つは、「三陰交(さんいんこう)」と呼ばれ、足の内くるぶしの骨から指4本分上の、すねの骨のキワにあるツボです。親指を当て、残りの4本の指で足をつかむようにして構えます。そして、親指で骨のキワに沿って周辺をまさぐると、痛みなどの刺激を感じるところがあります。それが三陰交のツボです。
三陰交は万能のツボといわれており、冷えやむくみの改善、生理痛の緩和、骨盤内の血流アップなどの効果が期待できるといわれています。
■血海
もう一つは、膝のお皿の上に人差し指を当てて、指3本分上にある「血海(けっかい)」です。これは、子宮周辺の血流を改善する働きがあるツボといわれています。太ももに対し、上から垂直にツボを押します。
いずれもツボの押し方は、まず5秒くらいかけてゆっくりと息を吐きながら静かに押し、息を吸いながらゆっくり離していきます。決して強く押し過ぎず、無理をしないのが大事です。毎日少しずつ押し、継続していきましょう。