大人たちには崇められても、乙女心はつかめなかった?
有名YouTuberのHIKAKINと実業家の前澤友作氏が日本時間の2月1日に行われた「ミュージケアズ・チャリティー・リリーフ・オークション」に参加。世界的人気アイドルグループ・BTSが大ヒット曲「Dynamite」のMVで着用した衣装を、日本円に換算して約1700万円で落札した。BTSファンだったHIKAKINが前澤氏を誘い、半々の出費で共同落札したという。
落札が成立するやHIKAKINはSNSを通じて、BTSファンたちに衣装の使い道についてアイデアを募集。そこで若い女性ファンは大盛り上がり!と思いきや、実情はそういうムードでもなかったようだ。
「ネット上では『うれしい』とか『見てみたい』という喜びの声が多く見受けられました。でも一方で『HIKAKINが着て踊るとかへんなことに使わないでほしい』『自分たちのお金儲けに使わないで』という悲鳴にも似た声がありましたから、賛否が分かれているようですね。ファンと思しき女性の間では、落札報道があった直後に『HIKAKINとお金を配るオジサンがDynamiteの衣装買ったらしいよ』『えぇーっ?』という驚きの声があり、また『いつからARMY(BTSファンの通称)になったの?』『ARMYなわけないじゃん!』というやり取りも見受けられました」(女性誌ライター)
その他、「使い方も考えないで落札するの?」「この2人の1700万円て一般人の1700円ぐらいでしょ?」といった冷めた意見も目立った。
「2人は5日、HIKAKINが前澤氏にオークションを呼びかける様子から実際に落札するまでの動画をアップしました。落札後、HIKAKINが『ファンの人が喜ぶことがしたい』と言い、前澤氏も同意。日本でライブがあった際に会場に展示するアイデアなどを語っていて、とにかくファンへのアピールが凄いのですが、ここにきてのARMYのキツい反応は想定外だったかもしれませんね」(前出・女性誌ライター)
オークションの収益はコロナで新型コロナウィルス感染拡大の影響を受ける音楽業界の人々の支援に充てられるという立派な名目があるけれど、「世界的アイドルの衣装を落札すれば女子中高生が大喜び!」と目論んでいたのであれば、普通に1700万円を寄付したほうがよかったかも?
(飯野さつき)