世の中には“ワガママ”な人がいます。もしかしたら、自分もそう思われているかもしれませんが……。そんなワガママさん、もし周囲にいたらできるだけ振り回されたくはないですよね。そんな人にはどう対処すればよいのでしょうか。
心理学者である内藤誼人さんの著書「めんどくさい人の取扱説明書(きずな出版) 人間関係がラクになる58のコツ」(PHP研究所刊)によると、ワガママな人、つまり他人に合わせられない人に対しては、「多数決」が一番いいのだとか。周囲に合わせない人がいたら、その人は必ず多数決で負けるからです。
例えば、3~4人のグループで「これからどこでランチする?」となった場合、1人だけワガママな人がいて「中華がどうしても食べたい」と言い張ったら、「多数決で決めよう」ということにするのです。そこでイタリアンに決まり、ワガママな人が「私、1人で中華料理店行ってくるね」となったとしても問題ありません。むしろ、自己中の人がいなくなってラッキーと思えばいいそうです。
また、公認心理師の船見敏子さん監修「もう振り回されない! イライラの9割が消える本」(日本文芸社刊)によると、もし友人からワガママを言われて迷惑をかけられているなと感じたら、「友だちだからあえて言うけど」と正直な気持ちを話すのが一番なんだとか。友だちは一生の宝物。普段から言いにくいことも言い合える関係づくりが、関係に突然ヒビが入ることを防ぐことにもなるそうですよ。
もし、ワガママな人が周囲にいたら、ぜひこれらの対処法を実施してみてはいかがでしょうか。