歌手の郷ひろみの私生活について、2月25日発売の「週刊新潮」がインタビュー。中でも食へのこだわりがユニークだった。
65歳とは思えない若さで芸能界を走り続ける郷。記事では、週3回のジムでのトレーニングに加え自宅では毎日スクワットを行うなど、肉体を鍛えていることが明かされた。
運動と同様、食も健康維持には欠かせない要素だ。食への関心が高い郷は1日2食で、夕食は基本的に19時までに済ませるという。咀嚼の回数も大切だといい、30回は噛むようにしているが、それでは足りないのではないかと、50回に増やしたとか。
「何を食べるかによって多少違いますが、30回も咀嚼すれば飲み込みやすくなり、胃腸での消化を助けます。よく噛むことで食事時間は長くなり、少量の食事でも満腹だと感じ、食べ過ぎも防止。郷が実践している30~50回の咀嚼は理にかなっています」(健康系ライター)
納豆をかき混ぜる回数もこだわっていた。郷は特に納豆が好きで「必ず200回かき混ぜます」という。理由は「単純に美味しくなるから」だとか。
「200回でも十分ですが、より旨味を追求するなら400回がベストです。2018年11月22日に配信された味覚や食に関するWebメディア『味博士の研究所』が、味覚を計測する味覚センサーを使って、納豆をかき混ぜる回数と旨味の変化を調べました。その結果、旨味の数値がピークに達したのが400回だったのです。ただ、200回と400回は大きな差はなく、200回でも十分ではないかとの見方をしていました。ちなみに1000回かき混ぜても、400回と比べて旨味はほぼ変わらなかったそうです」(前出・健康系ライター)
郷には妥協することなく、400回かき混ぜてから食べてほしいものだ。
(石田英明)