現代人にとってストレスは回避できないものといわれていますが、ストレスはこまめに解消することで、将来の爆発を防ぐことは可能です。とはいえ、ストレス解消のたびにスイーツを大食いし、洋服を衝動買いしていたら、身体やお金が持ちませんよね。「何かもっと楽に、生産的にストレス解消する方法はないのかしら……」と感じているのなら、ぜひ次のような方法にトライしてみてくださいね。
■自分に正直になる
フランスの実業家でミス・ユニバース・ジャパンを主宰したイネス・リグロンさんの著書「フォーエバー・ヤング イネス式アンチエイジング61の秘密」(幻冬舎刊)の中には、“自分に正直になるのが1番のストレス解消法”という項目があります。意外と人は、自分に正直にはなれないもの。たまには自分の気持ちに正直になって、やりたいことや言いたいことを我慢せず、素直に外に出してみてもいいのではないでしょうか。
■体を使う
ストレスを感じるときというのは、たいていはネガティブなことが起きてマイナス思考になったときです。でも、ストレスを感じるほどのネガティブな出来事が起きたら、なかなかポジティブにはなれないものですよね。そんな心の落ち込みを立て直すのは大変なこと。そんなときは、“体を使う”といいのだとか。
医師の小林弘幸さんの著書「ストレス万歳! 自律神経を整えてストレスを味方に変える方法」(PHP研究所刊)によれば、ネガティブな感情に対処するには体を使って行動することがいいそうで、これが一番コントロールしやすくて効果的だと書かれています。
例えば、水を飲んだりストレッチをしたり、軽く散歩してみたり、机を拭いて掃除してみたりなど、簡単にできることでよいそうです。「嫌だ、嫌だ」となっているときには、自律神経のうちの交感神経が高まって、副交感神経が下がり始めているとき。そんなとき、水を飲んだり、ストレッチをしたりすることで副交感神経を上げると、交感神経と副交感神経のバランスが安定してきて、「まあいいか」と思えたり「やるだけやってみるか」と気持ちが変化したりするのだとか。とにかく体を動かしてみる。ストレス解消できると同時に、ストレスをためない方法でもあるようです。
ストレス解消法を探しているのなら、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか。