3月11日に放送された「音楽の日」(TBS系)で8年ぶりの復活を遂げたFUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤とモン吉が、このたび「FUNKY MONKEY BΛBY’S」と名前を変えて、2人での活動再開を発表した。
番組では元のファンモンメンバー3人で、楽天生命パーク宮城から生中継し、「ありがとう」「ちっぽけな勇気」「あとひとつ」の3曲を熱唱。楽天イーグルスに復帰した田中将大投手もエールを送るなどで盛り上がり、SNSでも「ファンモン」がトレンド入りした。
今回、2人が再始動を決めたのもそのSNSで、再結成を後押しするようなコメントが多く寄せられていたという。ただ、音楽関係者は「そう甘いものではない」と言ってこう続ける。
「活動再開と言っても、新曲が出来ているわけでも先の活動が決まっているわけでもない。それでいて番組で盛り上がっての復活との説明には、『前から復活は決まってたんじゃないの?』と出来レースとの見方をしている人も多い。だからこそ、このタイミングでの復活宣言は、2人にとって逆風になりかねません」
さらに、ファンキー加藤の過去の行動もいまだ拭い去られていない。16年にお笑いコンビ・アンタッチャブル・柴田英嗣の元妻との不貞が報じられ、しかも元妻が加藤の子供を妊娠していることが発覚するなど、かなりドロドロの様相を呈していた。
「いまだに『あの騒動以降、歌が心に響かない』といった声は根強い。そもそも復活が一夜限りだったことで盛り上がったのであって、再結成するのならばそこまでの盛り上がりはなかったでしょうね」(前出・音楽関係者)
この再出発にはネットでも《読みが一緒で表記が一字違いのグループ名にするなら、「一夜限りの復活」とか言わなければ良かった》《音楽の日の反響を見て、好感触なら再始動しようって話になってた風にみえてしまうのは私だけかな》《一夜限りだったからみんなが見た。3人揃ってこそのファンモンだったんじゃないの?》《100日後に死ぬワニの最終話でグッズ告知してた時に感じたガッカリ感に近い》と否定的な意見が大半。
厳しい再出発となりそうだ。