女優の新垣結衣が2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)に出演することが、4月15日に番組の公式ツイッターで発表された。
平安時代後期から鎌倉時代初期。義理の兄でもある鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)に学んだ二代目執権・北条義時(小栗旬)を主人公に、武士の世を盤石にした生き様、翻弄される人たちを描き出す群像劇。脚本を手掛けるのは、『新撰組!』『真田丸』に続き大河ドラマ3作目となる三谷幸喜。新垣が演じるのは、義時の初恋の人であり、頼朝にも愛される女性・八重役だ。
その役どころは、三谷に言わせると「シーザー(義時)とアントニー(頼朝)からも愛されたクレオパトラ」。八重役を演じる新垣は、「辛い宿命を抱えながらも、心に宿した愛を生涯失わなかった八重は、秘めた強さを持った女性」とした上で、初参加となる三谷作品についても「シリアスの中にも笑いが、笑いの中にも哀愁や鼓舞激励が織り込まれ、登場人物がとてもチャーミング」と語っている。
「10代の頃から女優として最前線を走り続けてきた新垣。2018年に放送されたドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)が振るわず、それ以降は出演が控えめになっていました。昨年、約2年ぶりに出演したのは、ムロツヨシ主演の『親バカ青春白書』(日本テレビ系)。今、最も勢いのある福田雄一監督のコメディ作品ですが、脇役での出演を受けたことに、驚きの声があがっていました」(芸能ライター)
女優。新垣結衣を存分に見せつけてほしいものだ。
(窪田史朗)