おうち時間を楽しむためにも欠かせない読書。ビジネス本などをたくさん読んで、ビジネススキルを上げたいという人も多いのではないでしょうか。
とはいえ忙しい日々の中、できるだけ短時間で本を読みたいというニーズもあるでしょう。そこで重宝するのが「速読術」。速読ができるようになれば、たくさんの本が短時間で読めるので、効率が上がりますよね。でも実は、速読について学ぶ前にやっておきたいことがあるようなんです。
それは、今の自分の読書スピードがどのくらいなのかということ。日本速読・記憶法セミナー理事長である安藤榮さんの著書「誰でもできる速読トレーニングブック」(C&R Institute Inc刊)には、自分の読書の速度を計るために、1分で何文字読めるかを知る方法が紹介されています。
そして、1分で何文字読めるかが分かったら、内容がちゃんと理解できているかを調べることが大事なようです。ポイントとなるのは、読んだ書物の内容を「主観的でなく客観的に評価すること」なんだとか。
例えば、200~300ページ程度の文庫本なら3,000文字程度に内容をできるだけ詳しくまとめ、誰かにその内容を話す。きちんと表現できるかどうかで、理解度を図ることができるそうですよ。
速読を何らかの方法で学んだ後は、また同じ方法を行ってどれくらい速度が上がったのかを調べるのもよさそうですね。