MJこと松本潤のルーツにあったMD、仕事でもプライベートでも愛用していた

 嵐にとって初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM Record of Memories」が6月11日~20日まで、中国の「第24回上海国際映画祭」でワールドプレミア上映され、大好評を博した。なかには感動のあまり涙を流したファンもいたという。

 同映像は、19年12月23日に東京ドームで収録。ライブフィルム撮影だけのために1日限りの「シューティングライブ」が開催され、100台以上のカメラが稼働する稀に見る大規模だった。

 陣頭指揮を執ったのは、映画監督の堤幸彦。同氏は、嵐の初主演映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY」(02年公開)を撮っている。同作は、先輩グループのV6の井ノ原快彦の青春時代が原案。東京最後のマンモス団地といわれた品川区の八塩団地で暮らす少年たちの恋愛や家族、学校生活を描いた青春群像劇。続編が04年、第3弾が14年に公開されている。

 シリーズ初回を撮影するにあたって、井ノ原を取り囲んだ食事会が催された。ところが、仕事の都合で松本潤が欠席。そこで、当時の録音機能の主流だったMD(ミニディスク)レコーダーをメンバーに渡し、会話内容を録音するよう頼んだという。

「最初こそ自身の幼少期の思い出を雄弁に語っていたイノッチでしたが、飲んでいるうちに高揚。終盤では泣き出す展開に。録音されていた言葉は酔ったイノッチの『マッコリ、効くねー』だったそうです(笑)」(女性週刊誌記者)

 MDを使いこなそうとした松本の思いは、無残にも井ノ原によって壊されることなったわけだ。

 松本は、嵐としてデビューする前年の98年にもMDをフル活用している。ジャニーズJr.のコンサートの演出を任された松本は自作のMDをフル活用した。

「親友の生田斗真に、自身のラップを吹き込んだMDをプレゼントしたこともあります。『’98』というステッカーが貼られ、ディスクには『ラップメドレ~』というラベルがペタリ。15歳ぐらいで、まだあか抜けないマツジュンの初々しいラッパーぶりは貴重だと思い、斗真は捨てずに保管しているそうです」(前出・女性週刊誌記者)

 マツジュンことMJのルーツはMD。辣腕演出家は一朝一夕で生まれたものではないのだ。

(北村ともこ)

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