節約の基本は“本当に必要でないものにはお金を使わないようにすること”かもしれません。
しかし、そのことで手間が増え、モチベーションが続かなかったり、諦めやすくなったりしては意味がありませんよね。必ずしも必要なものではありませんが、次のようなお助けアイテムを導入することで家計管理がラクになり、結果的に節約が長続きしたり貯金がしやすくなったりするケースもありますよ。
■使いやすい家計簿
手書きでは面倒で後回しにしがちなら、スマホなどでいつでも確認・記入できる家計簿アプリがオススメ。また、口座残高やクレジットカードの使用状況をそれぞれの方法でチェックするのが面倒ならば、有料の家計簿サービスを利用するのも一つの方法です。
お金の流れが把握できない状態では、家計の改善も難しいもの。家計の把握に家計簿を使用する場合は、ものや体裁、機能などにこだわり、「管理したい!」と思えるものを活用するのがよいでしょう。
■使いやすい調理器具
食費を抑えるには自炊が効果的ですが、調理器具が使いにくく料理を楽しめない場合は、外食や中食の誘惑に負けやすくなりますよね。
そうならないためにも、少ない油で調理ができる(食材がくっつきにくい)フライパンや、食材をカットする手間を省いてくれるフードプロセッサーなど、日々の自炊を楽しくしてくれるアイテムがあると自炊が長続きしやすく、外食・中食を続けるより節約効果を高めることも可能です。
■節約グッズ
節水効果のあるシャワーヘッドや省エネ機能つきの家電、LED照明など、製品の購入には費用がかかるけれど、使用するのにかかる費用を軽減させることができる便利グッズはたくさんあります。長く使えば使うほど節約効果が高まりますから、毎日のように使用するものや一度購入すると長期間使用することになるものは、節約効果の高いものを選ぶのがよいでしょう。
初期費用がかさむ場合は、使用後と照らし合わせて節約効果を確認しましょう。家計に見合わない支出額でなければ、使いやすさや長続きするかどうかを重視するのも一つの方法。安い方、買わない方ばかりにとらわれず、生活の質とのバランスを考えてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)