月の中旬までは順調だったのに、月末にお金を使い過ぎてしまって翌月の家計管理に響いてしまう……。そんな場合は、月末の過ごし方を見直し、家計を引き締めるのがオススメ。次のような工夫で、使い過ぎを防ぎましょう。
■翌月分の買い物をしない
残り数日間はまだ今月だけど週の途中で翌月に変わる、そんなタイミングで買い物をすると、今月分ではなく来月分の支出としてしまおうと思いませんか? 「次月分の予算だから余裕がある」と感じると、必要なもの以外も購入しやすくなりますから要注意。このように、月末はなぜか気持ちが大きくなってお金を使い過ぎてしまう場合は、今月の残りの予算を日々確認し、“今月の予算内”に抑えるようにしましょう。
■コンビニに立ち寄らない
コンビニに立ち寄ったついでに購入する飲み物やお菓子は大きな出費になりにくいため、気付かぬうちに支出を積み重ねてしまいがち。“月末になって使い過ぎに気付かないと節制しにくい”ということもあると思いますから、「月末だけはコンビニに立ち寄らない」ように制限を設けると、月内の支出をコントロールしやすくなります。同時に、自由にコンビニを利用できる期間も設けるようにすることで、浪費抑制のストレスを溜め込みにくくなりますよ。
■早めに家計簿をつける
月末を乗り切って家計簿に記入しては「なぜか使い過ぎていた!」と、後から判明するケースもあります。毎日や毎週の記録は大変という場合は、月の真ん中で一度支出を確認し、残りの半月の過ごし方をイメージングしましょう。早めに状況を確認しておくと、行動も変えやすくなりますよ。
予算をオーバーしそう……!と感じてからでは対処しにくく生活が苦しくなりやすいですから、事前の確認と使い過ぎない工夫の習慣化を徹底することで、「いつも通りに生活すればオーバーしない」と安心して過ごせるようにするとよいでしょう。
まずは月末のお金の使い方を“見える化”し、できる工夫を洗い出すことから始めてみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)