元サッカー女子日本代表FWで現在はタレントの丸山桂里奈が7月25日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、東京五輪で苦戦が続くなでしこジャパンにユニークな助言を送った。
女子代表は21日に1次リーグE組初戦のカナダ戦を1-1で引き分けると、24日の英国戦では0-1と敗北。勝ち点は1のまま、3位に沈み、最終戦では勝利が必須という困難な状況となってしまった。
奇跡の優勝を成し遂げた2011年の女子W杯で値千金のゴールを決めるなど、大きな貢献を果たしていた丸山。なでしこの危機的状況について先輩としての意見を求められ、「でも、1位で通過すればいいっていう問題でもなくて。私たちもW杯の時、(グループリーグ)2位通過だったんですよ。だから、まだまだいけるはずです」と後輩の背中を押した。
また、アドバイスとして「食べたものは残さない」と独特すぎる“格言”を披露。「食べたものは残さないっていう日頃からの行いを。そういうので運が向いてくると思うんです」と真顔で語っている。
「丸山は、岩渕真奈や熊谷紗希ら現役選手とは直接メッセージのやり取りをしていることを明かすも、テクニカルなアドバイスを送ることは皆無だと説明。今回、番組が丸山を呼んだのは、元なでしこの一員という立場から、国際大会に挑む後輩への具体的なコメントに期待したのでしょうが、彼女の口から出てきたのは『岩渕(真奈)はグミが好き』というプチ情報や『食べたものは残さない』といった助言でした。これに対し、ネットでは『意外にそういうところから人として成長するわけだし、大切なのかも』『一理あるなと思った』『いいアドバイスだと思う』との声が出たほか、『出されたものは残さない、だよね笑』『??? 食べたものは残さない???』『食べたものは腹の中に収まっているはずだからね』などと丸山の不思議な表現をツッコむ反応も出ています」(テレビ誌ライター)
グループリーグ敗退危機による緊張感に包まれるなでしこだけに、丸山の一風変わった助言がむしろネガティブなムードを一変させる可能性もあり、「丸山のアドバイスは和むよ笑」といった声も。
果たしてなでしこジャパンの面々は今回の先輩からのユニークすぎる言葉をどのように受け止め、勝利につなげることができるだろうか。
(木村慎吾)