お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が9月26日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演し、“お笑い第七世代”のブームが去りつつある現状を「気分いいですね」と語った。
この日の放送では、第七世代の筆頭である粗品に加え、ゆりやんレトリィバァ、マヂカルラブリー・野田クリスタルといった若手芸人が登場。野田から「第七世代ってどこいったの? あまり言われなくなったよね」と振られた粗品は「気分いいですね。特にお笑い第七世代の中で勝負なんで、あいつら最近、見いひんなっていうのは気持ちいいです」と語る。
また、粗品はほかの若手とともに「第七世代」というカテゴリーに入れられてしまう点について、「一緒にすなってめっちゃ思ってたんですよ、第七世代のヤツらと。俺は頑張ってんのにって」と一蹴。続けて、「『俺は頑張ってるのに、第七世代と一緒にすんな!』って言ってるヤツ、ほかにもおって。お前は第七世代でよかったやろって。第七世代は実力ないですからね。M-1の決勝とか出てこないですよね」とし、同世代はあくまで話題先行型だと認識しているようだ。
「とはいえ、“お笑い第七世代”なる言葉を普及させたのは、そもそもが粗品の相方であるせいやであり、そこに一括りされてしまうことを嫌がる粗品には、ネット上で『第七世代って言い出したのあんたの相方じゃなかったっけ?』『なぜ今になって否定するのかよくわかりません』などのツッコミが散見。また、自身はR-1グランプリとM-1グランプリという2大大会を制する実力があることを暗にアピールし、ほかの第七世代の芸人がそうした大会で活躍していない事実を指摘した点についても『上から目線』『調子に乗りすぎ』『やたら自己評価が高い』『粗品の上から目線の話し方がどうしても好きになれない』などの反応がズラリ。
粗品といえば、7月に熱海を襲った土石流被害に関し、ラジオ番組内で『熱海が終わったもんな、雨で』などと発言したことで大炎上したばかり。ほかにもコント番組撮影中のスタッフへの傲慢な態度を報じられるなど、その天狗っぷりが立て続けにネット民から怒りを買ってきましたが、今回の『一緒にすんな』発言を見る限り、本人からするとどこ吹く風といったところなのかもしれません」(テレビ誌ライター)
こうした強気なコメントもまた粗品の芸風やキャラクターには合致したものではあるが、あまり不必要に敵を作ることは避けたほうがいいかもしれない。
(木村慎吾)