「そろそろこの会社に見切りをつけたい!」と考えている人は多いのでは。会社を辞めるとき、優秀な人は退職前に次のような行動をしているようです。
■相手目線で引き継ぐ
優秀な人は、自分が行っていた仕事がどうなるのかをしっかりとシミュレーションします。自分が去った後、誰も困らず仕事に支障が出ないようにするのです。そんなときに欠かせないのが、引き継ぎをしっかり行うこと。引き継ぎ書やノートを残すのは必須ですが、そのノートが意味不明のものであれば逆効果になってしまいます。引き継ぎ書を作る場合も、相手目線で作るのが優秀な人というものです。
■本当に円満退職かどうかを確認する
優秀な人は、自分の去り際にも注意を払っています。それは、本当の意味での「円満退職」を狙っているからです。研修講師である伊庭正康さんの著書「いい人をやめる本」(ごきげんビジネス出版刊)によると、大人が会社を辞めるときには、本当の意味での円満退職であることが条件なのだとか。
具体的には「十分な実績を出してきたこと」。そして、「上司から次の活躍を応援してもらえること」の2つ。もしこの2つが得られていないようであれば円満とはいえないため、もう少し今の会社で頑張ったほうがいいかもしれないそう。
本当に優秀であれば、これらを必ず押さえています。なぜなら、世間は思った以上に狭く、辞めたときの評判はずっとついてまわるということを知っているからです。優秀な人は自分本意ではなく、最もよい形で辞めるのです。ぜひ、参考にしてくださいね。