「あれもこれもやらなければいけない! どうしたら……」
何から手をつけたらよいか分からなくなったときや、すべきことの量に圧倒されて不安になってしまうときは、確実に終えられるイメージをつけつつ“今”に集中できるように心や物事を整えるのがオススメです。次のように整理していきましょう。
■タスクを書き出してスケジュールに入れ込む
スマホ、パソコン、手帳、ホワイトボード、何でもOKです。「どんなタスクに追われているか」を“見える化”しましょう。書き出すことのメリットは、“優先順位をつけられる”こと。書き出したら、今すぐすべきことは何か、今日中に終わらせたいものは何か、明日以降でよいものは何かを分類していきます。
ひとまず明日以降で問題ないものは置いておき、今日のスケジュールを見積もりましょう。今すぐすべきことから順に並べ替え、取り組む時間をざっくりと予定します。
■断る・リスケするものを検討する
今日中にすべきことが明確になったけれど、すべてを完遂することは明らかに不可能! そんな場合は、今日中と約束しているものの中に、断る・リスケするなどして調節できるものがないか検討します。1日のうちできるだけ早い時間にタスクを整理して、なるべく直前の連絡にならないよう、余裕をもって予定変更のやりとりを進めましょう。
タスク管理を行う際、一緒に行う相手がいるものは、別途1週間、2週間先まで予定を書き出し、日程調整の相談が必要だと分かったらすぐに連絡が取れるようにしておくことも大切です。
■整理したら“今”に集中する
1日のスケジュールをイメージすると、その大変さに焦ってしまう……。そんな場合は、タスク整理をした後は全体のことに意識を向けるのをやめ、今から1時間以内に行うことだけが見えるよう、目の前にチェックリストを置くとよいでしょう。
それ以降は隠しておく、または直近のものだけ別の紙や画面に抜き出します。まずは目の前の一つに集中して、終えたらチェック。すべてにチェックをしたらまた1時間分タスクを書き足す(移動させる)ようにすると、タスクの山に圧倒されずに今に集中しやすくなります。
今、何をすればいいかが明確になると行動しやすくなります。まずはタスクの洗い出しからスタートして、焦らずに準備を整えてくださいね。